公務出張中にワイン、「日中の飲酒禁止」を通知! (平成30年9月12日.読売新聞)
公務でスペインを視察していた北九州市議会(定数57)の一部議員が昼食時に飲酒していた問題で、井上秀作議長は10日、公務出張中の日中の飲酒を禁止する通知を出しました。
●通知書では、「日中の飲酒は、公務に対する信頼性を低下させる恐れがある。国外、私費でも認められない」などとしました。ワインを飲んだ議員は読売新聞の取材に「たとえ頼んだものではなかったとはいえ、口をつけるべきではなかったと反省している」と述べました。この問題を受け、市議会は同日、「視察自体は適正に行われたことを伝えたい」として、視察報告書をホームページで公開しました。
●市議会事務局などによりますと、視察は再生可能エネルギーの利用状況調査などを目的に、議員8人と同局職員2人が6月24日~7月1日、スペインとフィンランドを訪問。旅費は計約800万円で、公費で賄われます。一部議員が25、27日の昼食に出されたワインをグラス1杯程度飲んだといいます。飲酒した議員は「スペインの習慣と思い、口をつけた。気が緩んでいたと言われても仕方ない」と釈明しています。飲酒後も視察は続き、25日はプラド美術館、27日はサグラダ・ファミリア大聖堂を見て回ったといいます。
2018年09月13日 09:19