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一般社団法人日本人材育成協会

JAPAN PERSONNEL DEVELOPMENT ASSOCIATION

「いじめ・嫌がらせ」最多5599件 個別労働相談!(令和元年8月19日.大阪日日新聞)

大阪労働局は、2018年度の民事上の個別労働相談のうちパワーハラスメントを含む「いじめ・嫌がらせ」件数が、過去最多の5599件あったと発表しました。当事者間の自主的な解決を促す「助言・指導」申し出や、専門家が入って解決を図る「あっせん」申請も過去最多でした。

●民事上の個別労働紛争相談は、個々の労働者と事業主のトラブルの防止や解決を支援する「個別労働紛争解決制度」の一つ。同局によりますと、2018年度の全体数は1万9785件で、前年度比2・4%減。深刻な人手不足の中で「解雇」や「労働条件の引き下げ」などの相談件数は減少した半面、「いじめ・嫌がらせ」は前年度比9・4%増。相談全体に占める割合は、項目別で最も多い25%でした。

●増加の要因として、人手が足りず1人当たりの仕事が増え、職場に余裕がなくなっている点や、人間関係が希薄になっている社会環境などがあるとみており、担当者は「匿名でも大丈夫なのでまずは相談から始めてほしい」と呼び掛けています。
2019年08月19日 16:40