教諭死亡で公務災害認定 大分、長時間労働!(令和元年10月28日.日経新聞)
大分県佐伯市立中学校の男性教諭(当時50)が2017年6月に急性心筋梗塞の疑いで死亡したのは長時間労働が原因として、遺族が請求した公務災害申請について、地方公務員災害補償基金大分県支部は25日までに認定しました。県教職員組合が同日、明らかにしました。認定は17日付。認定理由は明らかにされなかったといいます。●遺族側を支援する県教組によると、数学担当で、1年の学年主任だった教諭は6月4日朝、同市内の自宅で死亡。直近の5月は、国が労災認定の目安とする「過労死ライン」を大幅に超える約193時間の時間外勤務をしていました。女子バレーボール部顧問として休日も練習試合に引率するなどし、4月から5月にかけて35日間連続で働いていました。市教委は「認定を重く受け止め、改革に取り組んでいく」としました。
2019年10月28日 09:35