日本郵便、「同一労働同一賃金」求め150人が提訴!(令和2年2月14日.朝日新聞)
日本郵便で働く非正社員ら約150人が令和2年2月14日、正社員との格差是正を求める訴訟を全国6地裁で起こしました。ボーナスや手当、休暇の格差が、正社員と非正社員との間に不合理な格差をもうけることを禁じた労働契約法に違反すると主張しています。●今年4月には「同一労働同一賃金」に関連する法律や指針(ガイドライン)が施行されますが、各企業がどう対応するかは労使交渉や司法判断に委ねられている部分が大きい。異例の規模の訴訟を起こすことで会社側に是正を求めるといいます。14日に提訴したのは、札幌・東京・大阪・広島・高知・福岡の各地裁。長崎でも18日に提訴予定で原告は全員で154人になるといいます。いずれも日本郵便の有期契約社員か、有期契約から無期契約に転換した社員で、配達や局内の仕事についています。
●原告側によりますと、格差是正を求めているのは、ボーナスのほか、住居手当、年末年始勤務手当、祝日手当、扶養手当など。労働契約が無期か有期かで不合理な格差をもうけてはいけないとする労契法20条に違反するとして、損害賠償を請求しています。
2020年02月14日 13:03