楽器メーカー「ヤマハ」でパワハラ 30代の男性社員が自殺!(令和2年4月6日.NHKnews)
浜松市に本社がある楽器メーカー「ヤマハ」の男性社員が、上司の役員から業務内容について叱責を受けて体調を崩し、ことし1月に自殺していたことがわかりました。会社は、上司によるパワハラが自殺の原因になったと認定し、遺族に謝罪するとともに、この役員を今月末で退任扱いにしたということです。●ヤマハによりますと、研究開発部門に所属していた30代の男性社員は、去年春の人事異動で管理職になったあと、上司に当たる50代の男性役員から業務内容について叱責されるようになったということです。そして、体調を崩して去年11月から休職し、ことし1月に自殺したということです。
●社内の通報窓口には「男性社員がパワハラを受けているのではないか」という情報が寄せられていたということで、第三者の弁護士による調査の結果、役員の叱責はパワハラに当たり、自殺の原因になったと認定したということです。
●ヤマハは、遺族に謝罪するとともに、この役員を今月末で退任扱いにしたということです。ヤマハは「社員と遺族に大変申し訳ない。社員が自殺するような事態を繰り返さない職場環境をつくっていきたい」としています。
2020年04月06日 08:57