病院側「降格必要性あった」 マタハラ訴訟差し戻し審!(平成27年3月16日・共同通信)
広島市の病院に勤務していた理学療法士の女性が、妊娠後に降格されたのは男女雇用機会均等法に反し違法として、病院側に損害賠償などを求めた訴訟の差し戻し控訴審第1回口頭弁論が、広島高裁で開かれました。病院側は「降格は業務上の必要性があった」などと述べ、あらためて争う姿勢を示しました。●最高裁が昨年10月、「妊娠による降格は原則禁止で、女性が自由意思で承諾しているか、業務上の必要性など特段の事情がなければ違法で無効」と判断。女性を敗訴とした二審判決は「審理が不十分だ」として、差し戻していました。
2015年03月16日 13:00